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Twitterで考させられるやりとりがあった。

詳細はTwitterでのやりとりを勝手に引用してよいかもわからないので省略させてもらいますが、「planetって何?」と言っていた方に「plnetの間違いじゃないですか?」と俺が安易にコメントしてしまった。今考えればplanetという記述があったソースを管理されているような方々はそんな簡単な間違いなどしないような人たちばかりなんじゃないかと思う。迂闊だった。
俺はPlnetは知ってたけど、Planetは知らなかった。
Planet Feed Reader
Planet is an awesome 'river of news' feed reader. It downloads news feeds published by web sites and aggregates their content together into a single combined feed, latest news first.

Plnet
Plnetって? * PlnetはFlickrやdel.icio.usやBloggerなどのサービスをくっ付けてひとつのブログの様に見せることができる無料のサービスです。


Planetと同じようなことができるPlaggerは知ってた。
Plagger - Trac
Plagger is a pluggable RSS/Atom feed aggregator written in Perl. Everything is implemented as a small plugin and you can mash them up together to build a new application to handle RSS/Atom feeds. Ray Ozzie said RSS can be Unix Pipe of the Internet and that way Plagger is an Unix shell for Web 2.0!


Planetはまだ理解してないので、ここでちゃんと説明することはできないけど、Pythonで書かれた、フィードを集約するための何かみたいだ。何かというのがよくわからないのだけど、Webフレームワークになるのかな?英語もPythonの勉強もしないと。今回の問題はそこじゃない。

Plnetは、mixi、はてなダイアリー、BloggerなどのRSSをまとめてブログ形式で表示してくれたりするWebのサービス(こういうときWebサービスと呼んでいいのか微妙な問題はなんとかならないのか)。俺も使わせてもらったことがある。最近は放置状態だけど。

Plaggerは内部でPlanetを利用することもできるPerlで書かれたフィード・アグリゲータ。有名だと思う。


何が問題だったかというと、前述の迂闊な発言。俺のコメントの直後に賢者(変な呼び方だけどここではあえて)たちによって正しいPlanetについてのソース、本家サイトについてpostされた。結果的に他の賢者たちがフォローを入れてくれたからよかったものの、もし万が一その人が俺の勘違いとか無知による誤答を信じてしまって、誤った行動に出てしまったらどうか。「間違いじゃないですか?」という勘の発言でしかなくてもそれへ誘引したのは自分になることは間違いない。よく知りもしないのに不用意に発言する前に一度立ち止まって考えることの重要性を再認識した。

もう1点はPlanetという名称。planetといえば普通の英単語だ。
planet
これを固有名詞として用いるとどういうことになるか。このPythonで書かれたPlanetを検索したいのに、ヒットするものには英単語のplanetを含んだページも当然検索対象となるし、一般的な英単語なのでその数は膨大になり、固有名詞の方を意図した検索結果を探すのは困難になる。今はページの重要性が増して上位に現れるようになっているけど、それでも選別は必要。命名する側の人間はどういう意図があってこのような名称を付けるのだろうか。

なぜ、賢者たちはPlanetを知っていて、俺は知らなかったのか。事後、いろいろ調べてみた結果、何度か見たことのあるページもPlanetでできていたし、日本語で解説されている記事もいくつか見つけた。Planetが公開されたのは2005年だ。2年も前なのだ。2年前といえばまだオブジェクト指向を身につけ始めた新米プログラマで、RSSリーダやアンテナなどを使ってネットを上手に利用できてはいなかった。Pythonの存在すら知らなかったんじゃないかとさえ思える。そんなときにPlanetという検索結果に現れ難く、しかし画期的なものの情報を得る力は明らかに後続に対する協力なアドバンテージになる。

命名者の意図はそうではないと思うけど、これはある意味、「人の知らない情報を持っている者が勝つ」というビジネスで有利に立つ常套手段と酷似したケースに見えてしまう。自分がなにか命名するときにはそういうことにも気をつけようと思った。固有名詞の存在意義って重要だなとも。

単純に自分の勉強不足や経験不足が原因であることは否めないし、過去をどうやっても覆すことはできないのでこれから精進していくしかないのだが、知っている者と知らない者との違いは大きい。自分が知らないということすら知らない状態で偉そうなことはいうものではないと痛感した。自分が善意で人にアドバイスをしたくても、知識を得る力を持って多くの物事を理解していないと正しいアドバイスはできない。


酒を飲んだ後の夜明けの正常じゃない頭で文章を綴ってもダメだな。賢者なんていう奇妙な呼び方しか思い浮かばないし。文章を書く力もちゃんと身につけたい。今回の件で自分の無力さを痛感したけど、これは明日からの原動力になる。Twitterを始めて多くの賢人たちの恩恵を受けられている自分は本当に幸せだと思う。感謝しつつ寝ることにする。
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