このように画像置いたりするためには、投稿のするときにアップロードさせることもできるけど、外部のサーバに置いてある画像のURLを指定することでも可能。この点ではほとんどメリットはない。
BloggerではCSSとかHTMLとかを編集できるけど、background-imageとかで指定する画像は外部のサーバにしか置けない。投稿の際にアップロードした画像は制限がかけられているのか、background-imageに指定しても参照できなかった。なので以前からセットアップしてあった自宅のDebianサーバを外部からWebで参照できて、ファイルを簡単にアップロードできる環境を作った。
サーバを外部から閲覧できるようにWebサーバ(今回はApache)を立ち上げ、Dynamic DNSサービス(ddo.jpを採用)を使って外部からDNSを引けるできるようにする。動的IPの家庭用ADSLサービスではこれは必須だろうな。まぁ他にも選択肢はあるだろうけど。あと、忘れずに自宅のルータにポートマッピングなりなんなり(DMZとか)の設定をしておく。今回はポートマッピングで80番ポートをDebianサーバに割り当てた。Dynamic DNSを使うと、とりあえず外部からドメイン名でIPを引けるようになるのだが、このIPはISPから割り当てられている外部のIPなので、LAN内のPCからLAN内のDebianサーバにアクセスする場合は直接IPを指定したり、hostsファイルを編集して対応する。うちではPCも少ないのでDebianサーバにLAN内用DNSサーバに仕立て上げるよりも、各PCのhostsファイルをメンテした方が楽。とりあえず、これで外部からもLANからも同じURLでアクセスできる環境をつくれた。
ファイルアップロードはApacheで公開してるディレクトリにSCPクライアント(MacではFuguとか)でアップすればいいんやけど、わかる人間はそれだけでいい。ただ、ファイル名はDebianで使えるように注意する必要がある。Macの日本語のファイル名はUTF-8だったと思うけど、これを直接SCP経由でアップすると色々と問題が起きたような気がする。アップしたファイルがそのSCPクライアント経由で削除できなくなったり。LinuxサーバとファイルのやりとりをするならSamba経由に統一してしまった方がやりやすいと思う。Mac上からはちゃんと日本語ファイルを操作できるし、Finderだけで事足りる。というわけで、DebianサーバにはすでにSambaがセットアップしてあるので、今回Apacheでの公開用に設定したディレクトリにSamba経由でアクセスする設定を追加する。これでFinderでファイルをサーバにコピーして、Webでディレクトリインデックス経由でファイルのURLをコピーして、CSSに貼付け、とかっていう快適な環境が出来上がったわけです。
ただし、日本語ファイルをサーバ上に置いたところで、ディレクトリインデックスは文字化けするし、IEとかで自動的にBase64エンコードしてくれなかったりすると、問題がある可能性がある。
試しに日本語ファイルをFinder+Samba経由でアップした画像を参照してみる。
まぁ、画像が置けるということは動画も置けてしまうわけで、違法なファイルを置いたりするとあんまりよくない。でも、YouTubeには上げたくないけど、サイトで公開したい動画なんかはここに置いたりするといい。まあ、ダウンロードされ放題になっちゃうので善し悪しだが。
iSight2.mov当然のことながら、音声ファイルも置けちゃうので、自分で作った曲とかを公開するのにも使える。DTMとかは本格的にやらないけど、ベース弾いてオーディオインターフェイスで取り込んで公開くらいのことはするかも。とにかく、何でも置けちゃう自宅ファイルサーバが出来上がったわけだ。
あと、最近、ブログにリンク貼るのが面倒になってきた。こりゃ末期だな。